第87回中之島メーデー

中之島メーデー

5月1日中之島剣先公園で第87回中之島メーデーが開催されました。大阪を拠点とする労働組合の組合員、市民団体や大阪労働者弁護団などの各団体の約1000名が参加しました。今年のメーデーは日曜日で天候にも恵まれ盛大な集会となり、トラック支部からは役員7名と組合員28名の合計35名が結集しました。

メーデーの意味と由来は、メーデーは英語で「May Day」と書きます。直訳すれば5月の日。世界各地で5月1日に行われる 労働者の祭典を指しています。労働者の日ですから、「Labour Day」とも呼ばれています。 1886年、アメリカのシカゴの労働者たちが、連日10時間以上の労働を課せられていたことに反発し、ストライキを敢行した日が5月1日です。8時間労働制を勝ち取りましたが、厳しい弾圧を呼び起こしました。それ以来全世界の労働者に団結と連帯が呼びかけられメーデーが始まりました。

今年のメーデーは労働者の団結・連帯と①戦争法廃止②辺野古新基地建設反対③原発のないクリーンな社会の3つのサブテーマでした。暴走する安倍政権が民意を無視して推進するこれらの問題に対して、反対闘争を継続している団体からの現状報告や政界、弁護士などから連帯アピールタイトルがありました。

また、歌のゲストとして参加したまーちゃんバンドは、反戦・平和運動などを続けながら活動する八重山諸島出身のアーティストです。4月に発生した熊本地震で被災された方々にボランティア活動も行っています。温かい心の持ち主でその奥底から会場全体に響き渡るまーちゃんバンドの歌には会場全体が酔いしれました。

続いて争議中の各団体からの報告があり、最後に集会アピールを参加者全員で採択しました。 集会終了後、五月晴れの中シュプレヒコールを連呼しながら西梅田公園までデモを行進しました。 トラック支部から地域(京都)メーデーに役員1名と組合員4名が参加しました。